看護師は凄い人!!!
どーもー、まっちーです!
最近ですね、自分を振り返ってみて、看護師してた時のスキルって結構役に立ってるなって思いました。
私は早くに辞めた方なんですけどね。笑
辞める勇気もすごいけど、逆に看護師という道を貫き、生涯働き続けてる人たちはもっと凄いなって思っています。
それに看護師してた人は結構役に立つ
そこで、今回は私が実際に働いて感じた看護師さんのすごいところを現場のリアルを交えて書いてみました。
ちなみに私は看護師を3年弱で辞めました。↓↓
過酷な労働環境で働ける体力気力の持ち主
看護師と聞いて想像する環境でよく聞くのはこんな感じですね。
・夜勤がある
・残業多い
・人の世話大変そう
・ストレスを受け止めたり、ストレス溜まりそう
全部間違いではないですよ。病院とか場所にもより全然当てはまらないこともありますが。
夜勤があるのは本当に辛い。
私は超朝型人間なので夜通し起きておくことが不可能でした。なので仮眠休憩はぐっすり寝てました。
また、寝れればいいんですが、緊急入院や、患者さんの緊急事態で夜も忙しく仮眠休憩がとれないこともこともあります。
アドレナリンいっぱいでてて覚醒してたら良いのですが、その状態を過ぎると頭も回らず、仕事になりませんよね。だからミスも出てくるし、危険な状態です。
ちょっと余談ですが、
よく看護師界隈で『引く人』もしくは『持ってる人』というのがありまして、緊急時によく遭遇する人のことをいいます。ちなみに私は持ってない人で平和の神でした。笑
逆に日勤でも、昼間は処置や検査、手術などやることがいっぱいでとにかく忙しく、その後に記録を済ませたり、遅い人では5時定時のところ、毎日22時まで残ってるとか、、、。
いやいや、身体も疲れてるのにそんなに残って仕事してたら本当に心身ともに不健康。
そんな状態はよくあることです。
そんな激務の状況だから時間にも余裕がなく、気持ちにも余裕がなく、そしてついつい人に厳しくあたってしまったり、悪循環がうまれちゃいます。
部署や病院の規模にもよりますが、大体の大きい病院はこんな感じですし、これよりひどい環境があったりします。
幸い私は残業がほとんどなく割といい環境で働いていました。
でもやはり、早くリタイアする人も多いです。最短数週間から数ヶ月。
よくあるパターンは看護師は3〜5年すると別の病院施設へ転職したり、結婚を機に看護師を辞めたり、私みたいに海外に出ていく人もいるとよく聞きます。
出会ったことある人、実際にそうだったという人も読んでくださる中にはいるでしょう。
そんな大変な環境の中ずっと看護師をしている人は凄いです。
さらに中には、「やりがいがあるから。」という人もいて、そう言えること、そう思えることは本当に尊敬します。
いやー、本当に皆さん尊敬します。
生涯勉強する人
科学技術が進歩するということは、医療も日々進歩しているということ。
昔言われていた治療や健康法も実は違う!なんて言われるようになったり、新薬の開発によっていろんな病気が治ったり、症状が改善したり、変化がめまぐるしいです。
なので、私の時代と先輩の時代では習ったことが違うということも多々あります。
それに、学生時代に本で勉強したことは働き出すとほとんど役に立ちません。
やっと勉強、レポート漬けの学生時代から抜けだした!と思っても現場に入るとわからないことだらけで、結局は社会人になっても勉強から抜け出せませんでした。笑
なので、どの職業でもそうですが、看護師も自己研鑽というものが必ず必要になります。
勉強しない人はしていないですし、私もそんな熱心な方とは言えませんが。笑
でも人を命を相手にする仕事ですから、最低限はしていました。そして専門職としての意識を持ち、年齢関係なくしっかり勉強してる方は本当に尊敬します。
医師や看護師、薬剤師など、各々職種によって公益法人が「看護協会」などと組織を作って講演や勉強会などを開き自己研鑽、専門職の質の向上に努めています。
また各病院ごとに勉強会を開いたり、研究論文を書いて発表したり、勉強する環境を設けられます。
なので最初の激務に耐えながら勉強して、研究や勉強会の発表資料を作って、働いて、ってほんとプライベートも仕事のことばかりですよね。
勉強をしたくなくてもせざるを得ない状況。
なので日々勉強に励み、働いている看護師さんは本当に凄い!!!
多くの仕事をさばくの上手
これは私も経験したし、それが日常で活かされていることもあります。
看護師ってとにかく仕事が多いんですよ。
ちなみに看護師の仕事というのは、『保健師助産師看護師法』という法律のなかで決められています。
【看護師の定義】
第 五条 この法律において「看護師」とは、厚生労働大臣の免許を受けて、傷病者若しくはじよく婦に対する療養上の世話又は診療の補助を行うことを業とする者をいう。
こう書かれてても難しいですよね。笑
簡単に言うと、
病気や怪我をしている人と出産後の女性の療養生活を助けることが仕事なんだよ
ということです。
療養生活の世話というと本当にいろいろありますが、食事の介助、トイレの介助、お風呂の介助、着替えの介助、移動の介助など、
日々の生活に関わること全部が看護師の仕事になっちゃうんですよね。
介護士と一緒じゃん!と思いますが、そうなんです。
そして看護師は医療の知識と技術を持ち合わせているので、医師に指示された点滴や注射を患者に投与したり、医師の治療の補助(手術も含む)もしないといけません。
そうなると、1人で何人もの患者さんを看ながら、それぞれの人にやるべきこと、自分のしなくてはいけないこと、スタッフにしなくてはいけないことなど、やることが一気に押し寄せます。
なので、学生時代から優先順位をつけてこなす、ということを教えられてきましたし、実際に現場では瞬時に優先順位をつけるようになっていました。
瞬時の判断が必要になりますし、それが人の命に関わってくることもあるので。
これって他の職業でも共通してることだと思うんですけど、それができるとめちゃくちゃ役に立ちますよね。
そう、こんな現場だから看護師ってテキパキしてる人多いんですよね。
他の現場でもこういう人は重宝されるのではないでしょうか?
人のことを考えるプロ
これは本当に思う!!!
学生の頃からこのことばっかり勉強してくるんです。
まずは人の身体、病気が及ぼす影響を学びます。
そして、人が生活していくということは、人による影響、生活環境による影響、経済的な影響、宗教による影響などなど、これ以外にもいろんなことが影響しあって生活しています。
その影響によりいろんな感情があったり、それによりさまざまな決定がされたり、その決定から生活基盤が整っていき、それが本人の性格、生き方となっていきます。
そんなことを学問として理論を学び、そこに実際の患者さんを当てはめて、なんで今の人はこのような状況、考えなのか、を考えていきます。
そこから、じゃあ本人はどうしていきたいのか、看護師としてはその人がどうなるのがいいのか、なんてことを年齢、性別、人種、役割ごとに考えるんです。
そして学生の頃はそれを紙に書いて、という課題も嫌という程やりました。
考えることは私は好きだったんですけれども、書くのだけは勘弁でしたね、笑
それもあって私は人について考えるってめちゃくちゃ面白い、って感じました。
大きく理論として確立されているものもありますが、人それぞれ違いが出てくるので、その違いに楽しさが出てきたのだと私は感じます。
そして一番厄介なのが、看護には正解がないってこと。
看護にはいろんな考え方がありますし、患者や家族のためになることはたくさんあるのですから。逆に自分がいいと思っていても相手からしたら良くなかったり、難しくないですか?
そう思うと看護って独特な学問だと思います。
様々な学問から人間についての部分を切り取ってまとめたものだと私は感じています。
そうやっていろんな視点で人を考えることができる看護師たち。
そりゃ自分のことも犠牲にしちゃう人が出てきます。
さいごに
人により違いはありますが、看護師をしていた人、している人の多くはこのような能力が高いのではないかと私は感じています。
立ちっぱなしで1日仕事をして、働いている時も常に頭を使い、日々たくさんのエネルギーを使っています。
患者さんのためその家族のため、時には自分の感情を押し殺して働くこともあり、よく『役者』と例えられることがあります。
看護師自身もリフレッシュしたり、休憩が必要ですね。
今まさに現場で働いてくれている人がいるからたくさんの人の命が助かっているんだなぁ、と感謝です。
もし近くに看護師してる人がいたら労ってあげてくださいね。
ストレス発散に付き合ってあげてくださいね。笑
私も1年で病院を辞め、トータル3年弱で看護師を辞めちゃいましたが、医療や人との関わりという点では看護師の仕事も好きだなって思っています。
それに自分や家族、他の人にも役に立つので、今後何かしらで関わっていけるように、方法、手段を現在検討中です。
もし、しんどいな、とキャパオーバーな看護師さんがいたら、ぜひ自分に合った場所、職種に変更して、より過ごしやすい環境に身を置いてもらえたらな、って思います。
私みたいな人もいるので。笑
こちらも読むとより経緯がわかります、気になったらどうぞ↓↓
やっぱり看護師続けてる人って本当に偉い、凄い。
実際に働いたからよりこれを主張します。笑
以上、最後まで読んでくださりありがとうございました!!
また次回お楽しみに!!!